2020/02/15オリンピック関連施設 その1 原
こんにちは 設計部の原です。
もうじきオリンピックですね。
建築好きの私としては、興味深い施設がたくさん出来つつあり、そちらも楽しみです。
工事中の施設をいくつか見てきましたので(外からだけですが…)、ご紹介させていただきます。
とりあえず、回った順番で、まずは世田谷区の「馬事公苑」(設計:山下設計)
もちろん馬術競技の会場です。
1964年の東京オリンピックでも使われた施設で、現在整備工事中です。
チラッと垣間見ただけでしたが、全体的に大きな庇が特徴的で、ディテールもすっきりとしてきれいな印象でした。
ついでに近くの駒沢オリンピック公園へ。
こちらの体育館と管制塔(ともに1964年竣工)の設計は芦原義信。(長野県だと千曲市の「あんずホール」を設計)
体育館は前回の東京オリンピックのレスリング会場だったそうです。(今回は会場にはなっていません…)
ダイナミックな構造をそのまま意匠に現した、とてもカッコイイ建物です。
次は渋谷へ移って「国立代々木競技場」(設計:丹下健三,竣工:1964年)
この施設も前回の東京オリンピックの会場でした。
第一体育館は競泳、第二体育館はバスケットボール会場だったようです。(第一体育館の床下には今でもプールがあるようです。)
今回はオリンピックのハンドボールと、パラリンピックのバドミントンとウィルチェアーラグビー会場になるそうです。
(第二体育館は改修工事中らしく、足場に覆われていました。)
こちらも、ダイナミックな構造をそのまま意匠に現した、とてもカッコイイ建物ですね。
丹下健三といえばこんなのもありますね。「東京カテドラル聖マリア大聖堂」(1964年竣工)
構造と意匠が融合し洗練されたデザインは、何度見ても美しく、55年も前に建設されたとはとても思えません。
さらに代々木競技場と同じ時期の建設というのもすごいですね。
どんだけ仕事してたんだろ・・・
少し話が横道にそれてしまいました。
続きはまた後日。
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